ABOUT US
世界をより良い場所にするために
mission statement
~地域の人々の暮らしと美しい環境を守り、安心して住み続けられる豊かな街づくりへの貢献~
コレクティブ・アクションは、私たちの暮らしや環境を取り巻く問題に対して、解決したい人、企業、金融機関、自治体と一緒に考え、地域コミュニティから起こすアクションを生み出すことを目指します。
awareness
今、地球はサステナビリティー (持続可能性)の危機に瀕しています。自然が破壊され、気候変動(Climate Change)温暖化が進行しています。またグローバルな経済成長ばかりを追い求めた結果、経済格差(Inequality)が広がり貧困層が増える、それは日本も例外ではありません。これらの課題は実質の経済面でも負の影響をもたらすことが証明されてきました。今、これらの多くの問題を体系化した国連のSDGs(持続可能な開発目標)は、世界がサステナブル解決を求める共通課題のマップです。
concept
地域社会という身近な場所に存在する課題や、地球温暖化や海洋プラスチックなどの世界の大きな問題。今、地球上にはこうした難問が山積しています。このままでは地球も、社会も、持ちこたえられなくなるのではないか、という不安を感じます。持続していくサステナブルな未来のために、自分は何ができるか、何とかして解決したい、でもどうしたら良いのか?と悩む企業や個人の皆さんはたくさんいらっしゃいます。多発する自然災害を前に無力感を感じることもあるでしょう。そんな個々の力を、一つの方向性でつなぎ合わせる協働の場を提供し、新しいアイデアの結合やスキームで、課題を解決する、これが私たち、コレクティブ・アクションのコンセプトです。それぞれの立場から、サステナブルである事とは?ということを学び、するべき事を考えてアクションにつなげます。
motive
私はこれまで日本の大手企業や金融機関向けに、SDGsやサステナビリティー戦略に関するコンサルティングを提供してきました。多くの企業は重要性を理解していても、実践行動になると、思うように動けずもどかしく思うばかりでした。そんな中で、ある時私がSDGsの講義を依頼され訪れた山梨県の山間の小菅村は、地元のNPO、自治体、林業家・農家、CSRとして森を育てる企業、そして村で起業を望む若者が一体となって活性化に取り組み、長く続いた人口減少は増加に転じていました。その村の森林は、東京に提供する豊かな水源、CO2の吸収、土砂災害を防ぐ地盤を維持し、人々の暮らしと結びついています。これは私が心に描くサステナブルな情景です。
こんなイノベーティブな取り組みのエンジンになっているものは何だろう、と考えた時に見えてきたのは「地域コミュニティー」「共通の認識」「協働」という要素でした。これらを提供する場を、まず自分の地元から始めてみようと決めた、これが起業の動機です。
地域にはそれぞれ特性があります。地元品川区には小菅村のような森林資源はありませんが、ものづくりや産業の基盤、魅力ある商業エリア、充実した教育関連施策などがあります。こうやって、特性を生かしながら同じ仕組みを他の地域にも広げ、点と点をつないで面にし、SDGsの解決に貢献することを目標とします。
代表理事 松川恵美